本会員が日本学士院賞・恩賜賞を受賞

本同族会会員須磨千頴氏の長年に亘る「賀茂別雷神社境内諸郷の復元的研究」（論文）に対し３月１２日の日本学士院総会で恩賜賞並びに学士院賞が授与されることが決定致しました。
学者にとって最高の栄誉と言えましょう。真にお目出度くお喜び申し上げるしだいです。
この研究は学会において早くから「実証的荘園研究の最高峰であり日本史研究全体に多大の影響を及ぼす画期的な研究」と高く評価されてまいりました。
既にご存知のように須磨千頴氏は賀茂県主「清」の流であり今回の輝かしい受賞は同族としてまた同族会としても真に喜ばしく誇りに思います。
明治４年賀茂社の国家神道化に伴ない賀茂氏の伝統的神勤が禁止されて以来不遇ともいえる日々をすごす賀茂氏にとって真に快挙であり無上の喜びを感じます。須磨氏に続く人士の輩出を目指し頑張りたいと思います。